かもめが2羽とんでいるイラスト

ケアする心を、
まちの文化に

常夜灯のイラスト

2024年、鞆の浦・さくらホームが開所20年を迎えました。

介護と福祉をめぐる日本国内の動き

鞆の浦・さくらホームのあゆみ

1980年代

要介護高齢者が増加が社会問題化。

1990年代

創業者で理学療法士の羽田冨美江が嫁ぎ先の福山市鞆町にて、脳梗塞で半身まひになった義父を約10年介護する。

車椅子生活になり、家の中で怒ってばかりだった義父が、祭りの準備の場に行くと、住民たちが続々と「兄さん!」「これは昔どうしとったんかな」と話しかけてくれたそう。地域に居場所を見つけたことで、義父は人が変わったようにリハビリを開始。羽田のこの体験がさくらホームの「地域共生理念」の原点です。

1994

日本の高齢化率が14%を超え、「高齢社会」に。

2000

介護保険法施行。
現行の介護保険制度がはじまる。介護サービスの利用が、市町村の「措置」から、利用者の「契約」へと大きく転換した。

2004

「鞆の浦・さくらホーム」開所。

江戸期の商家を介護施設に改修し、デイサービスとグループホームをスタート。

当初は反発ばかり。当時は介護が必要になったら「郊外の施設へ入る」という風潮がより強い時代です。利用者さんと散歩していると、一部住民に「あんな状態の人を歩かせてええんか」と苦言を呈されたことも…。

2006

介護保険法が改正され、高齢者が長年住み慣れた場所で最後まで自分らしく暮らすための「地域密着型サービス」が誕生。「通い」「泊まり」「訪問」を組み合わせて生活を支える「小規模多機能型居宅介護」がスタート。

2007

日本の高齢化率は21%を超え、
「超高齢社会」に。

2008

兵庫県相生市に、「さくらホーム おおの家」開所。

2009

鞆町南側の「平」地区に、小規模多機能居宅介護「鞆の浦・さくら荘(現・いくちゃん家)」を開所。

2011

鞆町北側の「原」地区に小規模多機能居宅介護(現・看護小規模多機能居宅介護)「さくらホーム・原の家」を開所。

それぞれに違う祭りがあるなど、町内会ごとに文化圏が形成されている鞆のまち。当然、住民の人間関係も地区によって違います。南側の「平」地区の町内会長に「平には平の文化があるんじゃけえな。ここにも作らんといけんぞ」と言われたのが、拠点を増やしていくきっかけでした。

2013

障害者総合支援法施行。障がいのある人の社会参加の機会の確保、地域共生が基本理念に組み込まれている。

2014

「放課後等デイサービス さくらんぼ」を開所。

2019

鞆町の古民家を再生し、「お宿と集いの場 燧治(ひうちや)」をオープン。車いすユーザーの方、小さいお子様、ご高齢の家族がいる方でも安心して泊まれるお宿。

2023

「就労継続支援B型事業所 クランク」(「スープとおにぎり クランク」)を開所。

2024

「相談支援事業所 クランク」を開所。
原の家内に「訪問看護ステーションさくらホーム」を併設。

2025

団塊の世代が75歳以上に。介護保険費の増大により「2025年問題」と言われる。